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2019年4月29日月曜日

藤井寺市の伝統工芸品「小山団扇(こやまうちわ)」は、甲斐武田家臣山本勘介がこの地に伝えた!

藤の花を見物に、大阪府藤井寺市の紫雲山葛井寺を訪ねました。とてもきれいで、良かったです。桜もいいですが、他の花もいいですね。最近は、あまり藤の花も街中で見かけないので、少し遠くに出かけないといけません。

葛井寺(ふじいでら)の藤の花
葛井寺(ふじいでら)境内


 お寺も七世紀中頃に興りを持つ古刹で、永い歴史を持つ真言宗のお寺です。近隣には、1300年以上の歴史を持つ辛国神社や古墳群があり、一時代を築いた地域でもあります。街道の曲がりくねり、風景もとても良かったです。
 間もなく、令和の世を迎えるにあたって、意識はしていなかったものの、時間や時代の流れを少し感じることができたのは、とても良かったと思います。

 藤井寺市は、人口6万人ほどの都市ですが、有名なのはやはり、藤井寺球場のお陰でしょうね。今はもう取り壊されて、学校や住宅になっていますが、それもまた、一時代の文化を担った事物です。
 藤井寺市は、生まれて初めて訪ねたところですが、独特の雰囲気があって、それはそれで、文化の多様性や奥深さを感じました。「藤井寺まちかど情報館 ゆめぷらざ」で、色々教えていただきました。 とても勉強になりました。

そこで知ったのですが、藤井寺市の伝統工芸品として、小山団扇(こやまうちわ)というものがあるそうです。この工芸は何と、甲斐武田家臣の山本勘助がこの地に伝えたのだそうです。戦国時代の永禄年間、三好氏の動静を探るため、この地に潜伏。名を変え、隠れ蓑としての生業として団扇の製造販売をしたことから、藤井寺市域に定着したのだそうです。初耳でした。知りませんでした。その後、発展を遂げ、ブランド化すると、江戸幕府将軍や、皇室にも献上されるようになったのだそうです。
  詳しくは、以下のブログをご覧下さい。パンフレットの案内をテキスト化されています。また、観光協会のサイトも上げておきます。

ブログ:なにかいいこと「小山団扇」
https://blogs.yahoo.co.jp/tumumasi2001/38291104.html
藤井寺市観光協会公式サイト
http://www.fujiidera-kanko.info/index.html

また、貰ったパンフレットのイメージも以下に上げておきます。

小山団扇パンフの表面

小山団扇パンフの裏面

この日は、春らしい気候で、とても良い日帰り旅でした。大阪もまだまだ知らない事が多いですし、いいところがいっぱいあります。地域それぞれに魅力がありますね。