2019年5月6日月曜日

新しい世、令和の新元号を戴くこと慶賀の至り。今年は皇紀2679年。

5月1日より、令和の新元号となり、各地で祝賀行事も行われたり、そういったムードになていますね。ただ、年々国家と国民の距離が開くような気もしているのですが、皇居の一般参賀は、たくさんの人が訪れているようですね。

若干、違うかもしれませんが、皇紀2600年を祝う国家行事(祝典)が、昭和15年(1940)にあり、その時の映像がありますので、ご紹介しておきます。外国からの招待参賀あって、その様子も収められています。
※皇紀:天皇の歴史で、西暦と相対する日本独自の紀年法。

凄い時代だったと思います。この人々の時代に、戦争は負けましたが、同じ人々が国家の再建を果たし、今があります。その時に必要な世の中の形ができます。この時は、近代の戦国時代とも言うべく、世界情勢でした。技術、経済力に優れる欧米列強から国を守るため、ある程度の軍国化は自然なことであり、その当時は、それについて何も特別な考えはありませんでした。日本でも、その他の国でも。
 第一次世界大戦の結果、近代戦争に負けるということの悲惨さを目の当たりにして、日本は身構えたところがあるかもしれません。当時も今と同じ、グローバル化、急速な技術の発展と国防をどのように調和させるのか、難しい舵取りを迫られていたことでしょう。国内の意見も纏めにくい時代にもなっていました。

歴史とは、その通りになぞるものでは無く、学ぶものですね。儀式や行事とは違いますから。バカな前例主義はやめて、思考の停止に気づきかないといけませんね。歴史から摂理や真理、あるべき姿を学び、実践しなければならないと思いますね。何の為にそれをするか、ちゃんと考えて行動しないといけませんね。