今回、全く予測もしていなかった事が、動画コンテンツのクリックから結びついたのは、偶然としかいいようがありません。この出会いの中で改めて思うことが色々あります。
前近代という時代は、特に縁故関係により信用を繋ぐという社会でしたので、無関係から接点になる事は、現代社会と比べれば、その可能性は非常に低かったでしょう。今でも無くはありませんが、経済的な面以外は、縁故関係での結びつきは、嘗てに比べると、小さくなっているのではないでしょうか。しかし、一方でそれは、社会の信用度が安定しているとも言えるかもしれません。
それ故に、昔は、歴史を大切にし、正確に伝えることで、未来を拓くという習慣があったと思います。近年、科学的な研究が進み、非常に古い記録であっても、ある程度の正確性があると、証明されつつあります。私自身の研究からも、それは言えます。同時に、その時代の日本人の精神を語るものにもなっています。
未来のため、子孫のために、自身が過去を引き継ぎ、今を真面目に生きるという営みを、淡々と続けてきた事が、今、科学的にも証明されつつあるように思います。それらの記録により、昔と習慣が変わった現代社会に、バラバラに存在しているかの要素(櫻正宗・正蓮寺・摂津池田城家老)が、全て繋がっている事例をまた一つ発見できました。今後、もっと詳しい資料が見つかるかもしれません。他へも拡大するかもしれません。今後が楽しみです。この温故知新で、疎遠だったものが絆になるのかもしれません。
同じ時代に生き、また、新たな時代の為に、それぞれが真面目に生きれば、未来へ繋ぐことができるというのは、代々の先祖が証明してくれている事です。間違いはありません。
施餓鬼当日の様子 ※2019年撮影 |
施餓鬼当日の様子 ※2019年撮影 |
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