戦国大名池田勝正研究所
世界唯一、摂津国豊嶋郡に生きた池田筑後守勝正を紹介するブログ
2025年5月31日土曜日
摂津池田城の防御体制は、細河郷にも及んでいて現在認識されているよりも非常に広範囲である可能性が高い
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細川六郎(昭元)と摂津池田氏についての関係性「 元亀元年8月付け細川六郎への信長朱印状 」をまとめていた途中で、脱線してしまい、池田の城郭の分野へ入り込んでしまいました。 言い訳をさせていただきますと、山の中の城跡は、冬期のみの限定された調査になってしまう事から、そちらへ注力し...
2025年5月5日月曜日
摂津国豊嶋(現大阪府池田市)・河辺郡(兵庫県川西市)境に存在した可能性のある砦跡を発見か!?
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兵庫県川西市1丁目16から大阪府池田市古江町1にかけて見られる人工物の一部で、これは堀跡と思われます。高さは4〜5メートルほどあります。堀らしき写真は、赤色立体地図の赤色丸印内、矢印の方向から撮影しています。 この辺り、戦国時代には特に重要な要所でした。地形的には、ほぼ東西に伸び...
2025年2月28日金曜日
摂津の有力国人池田氏が、摂津国豊嶋郡細河庄に合法的な進出が成ったと考えられる史料
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現大阪府池田市の細河地域に古代寺院が存在した事について、摂津の豪族池田氏の史料を見直していましたら、判断の指標になりそうな重要な記述(史料)に気づきました。池田氏が摂津国豊嶋郡細河庄に合法的な進出が成ったと考えられる、史料です。 これは、権大外記で左大臣の鷹司家家来であった中原...
2025年2月26日水曜日
長久3年(1042)に描かれた、摂津国豊嶋郡細河庄に存在した古代寺院跡(玉性院?)を発見か!?
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非常に興味深い遺跡を発見したかもしれません。平安時代頃に存在したとされる、大規模寺院の跡が、今も残っていました。(これから更に調査を続けます。) 大阪府池田市に伝わる細河庄境界絵図(長久3年:1042)について、これまでは、想像の範囲で、あまり確認もされていなかった(池田市教育...
2024年10月30日水曜日
やはり、摂津池田家当主となった勝正は、先代の長正の嫡子(息子)ではなく、別の家系!
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いま連載中の「 元亀元年8月付け細川六郎への信長朱印状 」テーマに懸かる史料を調べ直しているのですが、その過程で発想があり、少し脱線です。 これまでにも、何度かそれについてお伝えしていたのですが、確たる証拠がなく、また、池田勝正の先代の長正の資料が非常に少なかったこともあって...
2024年10月5日土曜日
細川六郎と三好三人衆(元亀元年8月付け細川六郎への信長朱印状)
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京都の中央政権を支えた阿波国に縁を持つ三好家が、三好長慶を筆頭に、歴代最大の版図を築くに至ります。しかし、永禄7年(1564)7月、その三好長慶は失意の内に亡くなります。 その後、間もなく三好長慶を支えた一族家老・重臣同士の争いに発展し、結局は京都周辺に威勢を誇った三好氏も没落...
2024年9月23日月曜日
併せて見るべき関連性の高い史料(元亀元年8月付け細川六郎への信長朱印状)
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令和6年(2024)8月14日頃に報道された、新出の歴史史料、織田信長から細川六郎(昭元)へ宛てられた朱印状(以下、元亀元年8月付け細川六郎への信長朱印状)について、その史料と併せて見るべき関連史料群をご紹介したいと思います。 これにより、元亀元年8月付け細川六郎への信長朱印状の...
2024年9月14日土曜日
新出の「織田信長から細川六郎(昭元)へ宛てられた朱印状」が発行された、元亀元年当時の戦況
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元亀元年8月付で発行された、織田信長から細川六郎(昭元)宛の新発見史料が、どんな状況で作成されたのかを見てみます。元亀元年は、西暦にすると1570年ですが、同年4月23日に改元があり、「元亀」と改まりました。 また、この改元は、有名な越前朝倉・近江浅井氏攻めの最中に行われ、また...
2024年9月11日水曜日
令和6年(2024)8月14日頃に報道された、新出の「織田信長から細川六郎(昭元)へ宛てられた朱印状」について
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はじめに 令和6年(2024)8月14日頃に報道されました、新出の歴史史料、織田信長から細川六郎(昭元)へ宛てられた朱印状について、そこに摂津池田家の事も記述がありました。 この史料の意味やこの時の状況について検討してみたいと思います。以下の翻刻から、いくつかの要素ごとに説明...
2024年8月14日水曜日
丹波八上城に存在する「芥丸」(伝芥川某の持場)という気になる曲輪について
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摂津池田家を見る上で、やはり、丹波国の雄「波多野氏」の観察は欠かせません。 摂津池田郷は、多くの街道(西国街道・能勢街道・余野街道・中山道・高山道・高山道・有馬道・尼崎伊丹道・篠山街道)を通し、篠山方面を始め、複数本の主要街道が池田から北方向へ繋がっています。故に池田郷は丹波国...
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